新潟市にある旧斎藤家別邸と言う所をテレビかなんかで見て、気になったので行って見ました。まあ暇だったのでwあまり期待もせずにw
こちらよくある豪農の家とか江戸時代からの豪邸って言うのではなくて、新潟の明治から大正期の財閥の一つの斎藤家が夏を過ごすために大正時代に建てた別邸だそうです。だからそんなに古いと言うわけでも歴史的な建物と言うわけでもありません。
駐車場が無いので近くの新潟市美術館の第二駐車場を利用して歩きます。


こんな感じの路を行くと5分くらいで着きます。

こちら入り口でなんか知人の家にお邪魔しに行った感じですw
で300円払って(この後行ってみる小沢家住宅も込みだと400円)中に入ると市民ボランティアの方が案内してくださいます。時間はありますかと聞かれるので予定時間を伝えるとそれに合わせてくれるらしいです。今回は全く予定ないので「どれだけでも」と伝えると喜んで張り切っておられました。
でガイドの方に連れられて見て回ります。家の由来とか建物や庭の話とか。特に庭は東京の有名な職人さんが作ったそうで、その方の庭ってのは今ほとんど残っていないらしいです。



夏になると木が茂り池の向こうが見えなくなり、滝の音だけが聞こえると言う。それによって涼を感じると言うしかけらしいです。




いろいろ説明を聞きながら庭を巡ります。写真がまだまだ有るのでそちらは次回に回すこととして、まあ庭はすごくいい感じで、また建物もあちこちいろいろ凝った趣向がありまして、まあ品のいい金持ちの贅沢と言うか、これ見よがしでない金の掛け方が洒落ていると言うか。
今これを作るとするとどれだけお金かかるんだか。特に気に入ったのは大正時代に建てた時のガラスがまだはまっていて、その大正ガラス越しに見る庭の景色がなんとも言えず素晴らしい。今の窓ガラスと違いなんかクリスタルガラスを通したような透明感と微妙な硝子の歪み具合がなんとも言えません。

で、この建物も戦後いろいろな人の手に渡ったようで、最後には不動産会社だかの持ち物になり、取り潰してマンションにと言う話が出ていたようです。住民の方の運動で市の物となりこうして開放されているのですが、良くぞ残してくれました。これを一度なくしてしまったら二度と造れない。まあこれほどの物を潰そうとする感覚が哀しいわけですが、バブルだったんでしょうか?
これで300円は安い。写真の続きや近くのスポットは次回にまた続きますが、こちら夏に葉が茂った時を見たいので再訪するつもり。お近くの方、新潟市に来られる方に是非お勧めのスポットです。
なお写真は撮れますが…

まあ時代ですかなw
次回に続く
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